傍にあった温もりが消え去った時
 失くしたものの大きさを暫くしてから痛感した。

 毎日泣いて
 生きている自分をそれで余計思い知って
 また泣いた。

 生きていると信じたくて足掻いて、
 それで捕虜のコーディネイターと出逢った。

 流される鮮血を見て、
 フレイの言葉を聞いて、
 自分の中で生まれた闇を思い出して、
 キラを思った。

 そしてトールを思った。


 コーディネイターである友と血を流すコーディネイター

  トールはコーディネイターであろうと、キラを酷くは
 絶対にしなかった。
 いつでも彼の傍で、友であろうとしなかったか?

  フレイとの事があった頃は距離が出来てはいたが、
 それでもキラを一番心配したのはトールだった。
  彼はどちらであろうとキラの仲間だったではないか。
 
  捕虜を殺しても、その彼は還らない。
 トールを殺したアスランを殺しても、誰も還らない。

  寄り添った時の肩に感じた温かみを思い出す。

  彼はいない。
 でも彼の想いは今になってやっと通じた。
 彼の想いは私の中で生きている。
 それが温かいのに、涙が出た。


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(7『想い』)2006/03/29・種

全くディアミリじゃない。<おい
でも精神的にトールとミリィは繋がってないと
ディアミリに繋がらない…ので(汗)。
単体で読めますが、
29『背中合わせて』に一応繋がってます。
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